2020年1月1週振り返り(波乱の正月相場)


おはようございます!週間ではほぼ変わらす、ダウが0.04%安、S&P500が0.17%安となる一方、ナスダックは0.16%上昇しました。

今週は週半ばに正月休暇があり、年始モードでした。しかし正月明け、ボラが上がり波乱の展開、ダウは木曜日330ドル高で最高値を更新するも金曜日は230ドル安となりました。

木曜日は中国の預金準備率引き下げと米中貿易協議の第1段階合意が1月15日に予定されているとの報道でリスクオン。しかし金曜日、トランプ大統領の指示でイラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の殺害を受け中東情勢が悪化しリスクオフ。

ソレイマニ氏の殺害で特に影響を受けたのが為替でした。典型的なリスクオフ相場、円高、ドル高、でドル円もクロス円も大幅な下落。ドル円は日足200MAを下回り一時107.84円と昨年10月10日以来の安値を記録。

ダウの下落に加えドル円が大幅に下落したことにより、日経先物の下げが目立つ展開。CME日経先物は23270円と大証引け値日370円下落しています。VIXも大幅に上がり一時16.20%まで上昇しています。一方長期金利は大幅下落、1.78%。

気になるのはやはり日足200MAを下抜けたドル円。上昇基調がいったん止まったと考えています。一方クロス円は200MAを完全に下回っていないものが多いです。リバウンドを狙うならクロス円のほうが伸びやすいか。

米株自体は高値からほんの少し調整した程度、あまり不安感はないも日経平均はドル円の下落から、戻りは鈍い可能性があります。ロングするなら素直にダウのほうがよさそうです。

今週もお疲れ様でした!正月から波乱の週でしたが、ボラが上がったことによりトレードでは良い収益が得られた人もいたと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。


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