2020年6月2週振り返り(バブルの入り口)


おはようございます!週間ではダウ平均が5.55%安、S&P500が4.78%安、ナスダック総合が2.30%安とそろって4週ぶりに反落しました。金曜日は反発したものの木曜日の急落の影響が大きかったです。

木曜日の急落、私も驚きました。まさか1860ドルも下がるとは。パウエルFRB議長の『雇用の回復には時間がかかる』との発言はきっかけだったのでしょう。FOMCは少なくとも私にとってはサプライズはありませんでした。

FOMCでは①2022年末までゼロ金利を継続、②YCCは検討中、③経済は早期回復しない、の3点がポイントでした。それは全て私が予想した通りの内容でした。週初からYCCの思惑でドル円は下落、これも想定内。しかしFOMC後のマーケットの反応は想定外でした。

結局やりすぎたのでしょう。週初にハーツやホワイティング・ペトロリアムなど連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請した銘柄が急上昇。いわゆるペニー株が買われマーケットはお祭りムードでした。つまりリスクテイクが過ぎたと。

その行き過ぎたリスクテイクがパウエルFRB議長の発言をきっかけに、急落を招いたと考えています。投げが投げを呼んだという事ですね。それが私なりの急落の解釈です。さて今後はどうなるかですが、上昇相場は終わっていないと考えます。

ただ、考えてください。潰れる銘柄や航空株がGAFAMを長期的にアウトパフォームするかどうか。私はそうは思いません。つまりマイクロソフトを中心に優良銘柄が引き続き買われていくと考えています。緩和により溢れたマネーが株式市場に流入するという事です。

マイクロソフトのPERは31.28倍です。大型ハイテク株がこれだけ高いバリエーションをつけているのです。これはバブルの入り口に立っている可能性があります。しかしFRBは今後3年間、実体経済の下支えのために利上げすることはできません。

つまり溢れるマネーは株式市場に流入し続けるという事です。多少のブレはあるでしょう。しかし今回の急落は決して下落トレンドの始まりではないと考えます。2番底は付けない、それは3月24日に相場見通しを強気に変えてから意見は変わっていません。

今週もお疲れ様でした。私は昨日フグを食べに行きました。久しぶりでとても美味しかったです。来週は何を食べようかなと悩んでいます。来週もよろしくお願いします。よい週末をお過ごしください。


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