2020年3月4週振り返り(ヘリコプターマネー)


おはようございます!週間ではダウ平均が12.84%高、S&P500が10.26%高、ナスダック総合が9.05%高とそろって3週ぶりの大幅反発となりました。

空気が変わった、私はそう感じました。そのきっかけはやはりFRBの無制限のQEです。それまでFRBは後手に回っていました。マーケットが要求するままに緊急利下げをせざるを得ない状況。しかし何でもやるというFRBの覚悟がマーケットを安心させたのです。

マーケットの懸念材料は株価ではありませんでした。圧倒的なドル不足と流動性の高いはずの債券市場の不安定さでした。それが3月24日に解決の方向に向かっていると感じたのです。私は2月24日に弱気にした相場見通しをその日強気に変更しました。

それをどこで感じたかは為替と金です。まず為替、それまで特に売られていた、ポンドル、豪ドル米ドル、キウイドル、に注目していました。明らかにボトムを確認できた。また金も戻り始めた。それはドル不足と換金売りの解消が進み始めたことを意味しています。

それがマーケットのボトムを確認するという事です。週末にかけ金曜日、ダウは引けにかけて下がっていますが、私は2番底を付けに行くとは考えていません。それは、ドル安が進んでいること、長期金利が低下していることが根拠です。

つまりギクシャクしていたマーケットの相関が戻り始めているという事を指します。今までは金融市場が不安定だったのです。それが安定化してきたという事は私が相場見通しを強気にした根拠になりました。今は押し目は買いなのです。

長期投資では急落はチャンスになります。10年に1度の危機は10年に1度の買い場なのです。金融市場が安定化した今、私は今がそのチャンスだと考えています。マーケットを捉えるのです。

まだマーケットはボラが高く大変な日々が続いています。週末ゆっくりして疲れを取りましょう。今週もお疲れ様でした。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。


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