2020年3月3週振り返り(一筋の光明)


おはようございます!週間ではダウ平均が17.30%安、S&P500が14.98%安、ナスダック総合が12.64%安とそろって2週続落しています。週間の下落率は、3指数ともに2008年10月の金融危機以来の大きさとなりました。

週初めにFRBが再び緊急利下げ。ゼロ金利プラスQEを発表。各国もQEを追随。更に米国は大幅な財政出動も示唆。各国金融財政両政策を最大限にする姿勢を示しました。個人的には大きな転機だと考えています。

各国の金融政策により、先週から続くレバレッジの巻き戻しとドル不足、それが陰りを見せ始めたという事です。確かにドル円は強い、111.50円まで付けています。しかし、米国10年国債利回りがQEにより0.845%へ低下してきています。

まずは見るべきは株価ではなくドル円と米国10年国債利回りなのです。それがあるべき方向に向かった時、株の買いの時が訪れるような気がしています。つまり長期見通しをポジティブ方向に変更する可能性があるという事です。

2月24日に長期見通しを弱気にして以来株価は大幅に調整しています。しかもそのスピードが速い。リーマンショックの時に比べても、今回はかなり早くリセッションを織り込んでいることが分かります。ここが重要です。

つまり下落のスピードが早い分、株の買い場が思ったより早く訪れる可能性があるという事です。それは少なくても今ではありません。中銀により流動性が供給されマーケットに相関が戻ってきてからです。

いずれは中銀が勝ちます。そして勝たなければいけません。マーケットが安定するまでお金をばら撒き続けるからです。今は躊躇なく行動するべき時、それは中銀は分かっているはずです。私は中銀を信じます。

今週もタフな週でした。しっかりと疲れを癒し次の週へ向かってください。お疲れ様でした。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。


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