おはようございます!週間ではダウ平均が587.03ドル高(+1.35%)、S&P500が2.43%高、ナスダック総合が3.87%高となり、主要3指数がそろって反発しました。
株価は順調に上昇し、ナスダックは史上最高値を更新しています。7月25日に弱気から中立、7月31日に中立から強気、主にナスダック100のウェイトを上げて来ました。具体的には現在ポートフォリオの40%をナスダック100が占めます。株価は高いとは思います。普通なら躊躇するところです。実際私もこんな高い所買いたくないと思って弱気をキープしていました。
ただ考え直しました、政策に逆らってはいけないと。トランプ大統領は何が何でもバブルを起こそうとしているように見受けられます。それならばついて行かないといけないと判断したのです。更にAIはやはりイノベーションです。どうやら、インターネット、スマホ、に続く革命的な存在となりそうです。それならばバブルを謳歌するのも悪くはありません。
ダメなのは意地を張る事です。トランプ大統領はこうすべきではない、株価は高すぎる、それにこだわってはトレンドをフォローできません。更に先週の雇用統計の悪化も、結局は利下げ期待の高まりによって株価を下支えました。つまり指標が良化してもそのままポジティブに受け取られ、また悪化しても利下げ期待が高まり株価を上昇させると言う状況です。
次に為替です。トランプ大統領が就任して以来で考えると明らかなドル安トレンドになりました。ユーロドルは1.16台、ポンドルは1.34台と大きくドル安となっています。理由は明らかにトランプ大統領の政策がインフレ且つドルの棄損を指しているからです。ただしドル円はそこまでドル安になっていません。理由は日本も米国と同様に貨幣の価値が棄損しているからです。
つまりドルと円は価値の棄損を争いフラット、他通貨はドル安と言う状況なのです。それはクロス円の上昇を意味します。ユーロ円は172円台、ポン円は198円とかなり円安を示しています。それは外貨建てのMSCIコクサイのパフォーマンスを下支えします。更にドルの棄損はポートフォリオにヘッジとして入れた為替ヘッジ有の金を上昇させます。
パフォーマンスがずば抜けているナスダック100に加え、上記の理由でMSCIコクサイ、更に金がポートフォリオのパフォーマンス寄与しているのです。その状況を作っているのがドルの棄損なのです。それがバブルの正体と言えるでしょう。その傾向は今後も続くと推定しています。ならばそのトレンドに乗らなくてはならないと考え、相場見通しを強気まで変更したのです。
最後に、今年になってAIを利用するようになりました。OpenAIのChatGPTです。それは人類とAIの共生の未来を彷彿させます。今は形式上はスマホに入っているアプリでしかありません。しかしそれが、いずれ人類の進化を催すモノとなると考えています。私はその可能性に心躍らされています。より良い世界が訪れる事を願うばかりです。
今週もお疲れさまでした。相場見通しを強気にしておいてよかったと正直ほっとしています。本当にギリギリの判断でした。此れからも、これを読んでくれる方達の為になる情報を提供して行きたいです。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。