2025年4月4週振り返り(簡易版)


おはようございます!週間ではダウ平均が2.48%高、S&P500が4.59%高、ナスダック総合が6.73%高とそろって大幅反発しました。

今週は4月23日に既に振り返りを書いており、簡易版でお届けします。まずベッセント財務長官は政権の実権を握りました。トランプ大統領は傀儡と化しています。その証拠に幾ら彼が吠えても、マーケットはあまり動かなくなりました。私が推測するにベッセント財務長官はトランプ大統領の暴走を予想し政権入りしたと考えています。つまりこの状況を想定していた可能性が高いです。

となると彼はかなり賢く高い倫理観を持ち合わせている人物だと言えます。彼のような人物が実質政権のトップになれば世界は秩序を持って動くでしょう。しかしながらトランプ大統領が行ったことは戻りません。関税の賦課によりスタグフレーションがこれから訪れる事、そしてFRBはそれに対して手立てがない事。それ以上にグローバリズムの崩壊は地政学リスクを高めます。

マーケットにフォーカスすれば、株価は安定するでしょう。しかしまだスタグフレーションが訪れていません。つまりインフレは再燃し景況感は後退する、そんな中上昇トレンドにはまだ入らないでしょう。少なくても高値を抜ける展開にはなりません。そう考えるとポジションはステイ、つまり相場見通しは弱気を維持で問題ないと考えています。

地政学リスクに関してはまずウクライナがキーになってくるでしょう。米国の提示した条件は非常にマズいです。ウクライナが奪われた領土を取り戻せないとすれば、戦争はやったもん勝ちになってしまうからです。そうなれば中国が動きます、台湾有事は迫っています。中東に目を向けると、イランが無駄におとなしいのが不気味です。彼らもまた東側の一員だからです。

今週もお疲れさまでした。今週は6月の花を一般社団法人にするために司法書士や信用金庫と交渉していました。良いヒマつぶしになりました。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。