実際に運用されている投資信託2本の比較から投資信託の仕組みを知りましょう!

      2016/01/02

投資を始めましょう!の最後で投資を始めるには、まず投資信託から始めることををおすすめしました。では、そもそも投資信託ってどういう商品なんでしょうか。

投信会社が運用する商品が投資信託

お金を預かって運用する会社を、運用会社といいます。運用会社には、銀行、信託銀行、生命保険、損害保険、投信会社、投資顧問、等が含まれます。投資信託とは、その運用会社の中の投信会社が運用する商品のことを言います。投信会社が小口に投資から資金をつのり、まとめて運用したものを投資信託といいます。

投資信託はどうやって購入するか

投資信託は、投信会社から直接購入する方法と、証券会社や銀行から購入する方法があります。売却も同様です。一般的には、証券会社や銀行を仲介して売買する事が多いです。売買する際、仲介手数料を証券会社や銀行に支払いまが、最近はノーロードと言って手数料が無料の投資信託も多くなってきています。

投資信託は何を運用しているか

一般的に投資信託といえば、株式投信、債券投信がまず思い当たります。その投資対象は、国内もあれば、外国もあります。他にも、上場不動産投資信託(REIT)に投資する投資信託、株式、債券両方に投資する投資信託もあり多種多様です。

添付5

投資信託の運用目標はベンチマーク

たとえば国内株式に投資する投資信託だけでも、沢山の種類があります。その違いを理解するための用語で、ベンチマークというものがあります。投資信託のベンチマークとは、投資信託を運用会社が運用するにあたり、目標にする指数のことを言い、具体的に、日経225、TOPIX、ダウ平均株価、等がよく使われています。

実際に運用されている投資信託2本を比較

投資信託と言う商品のイメージが、すこしづつ具体的になってきたと思います。そこで、より理解を深めるために実際に運用されている投資信託2本を比較しながら紹介していきたいと思います。

ニッセイ国内債券インデックスファンドと、明治安田日本債券ファンド、という2本の国内債券に投資する投資信託があります。2本とも、SBI証券等で実際に販売されている投資信託で、どちらも人気も実績もある優秀な投資信託です。では、2つの投資信託の違いとは何でしょうか。

添付6

委託運用会社

委託運用会社とは、投資信託を運用している運用会社のことを言います。ニッセイ国内債券インデックスファンドの運用会社はニッセイ・アセットマネジメント、明治安田日本債券ファンドの運用会社は明治安田アセットマネジメントです。

ベンチマーク

モーニングスターカテゴリといって、投資信託を分類するものがありますが、どちらも国内債券・中長期債となっていて、2本の投資信託の投資対象が同じだということがわかります。ただベンチマークが、ニッセイ国内債券インデックスファンドはNOMURAーBPI総合で、明治安田日本債券ファンドはシティ日本国債インデックスとなっていることから、目標とする指数が違うことがわかります。

運用方針
ニッセイ国内債券インデックスファンドはベンチマークに連動する成果を目標としています。それに対して明治安田日本債券ファンドはベンチマークを上回ることを目標としています。一般に、前者をパッシブファンド、後者をアクティブファンドと呼んでいます。

信託報酬

信託報酬とは、1年間に投資家が投資信託に払う運用報酬のことを言います。投資している金額に対して割合で表示されていて、ニッセイ国内債券インデックスファンドの信託報酬は年率0.16%で、明治安田日本債券ファンドの信託報酬は年率0.59%です。一般的に、アクティブファンドの方が一般的にパッシブファンドより信託報酬は高くなります。

まとめ

投資信託は多種多様で、実際に販売されている投資信託は何千本もあります。その中から自分にあった投資信託を選ぶだけでも大変なことだと思います。投資の知識をさらにみがき、自分で選べるようになることを目標にしましょう。

 - 基礎知識