2018年6月FOMC前相場予想

   

12日~13日にかけてFOMCが開催されます。それを踏まえ相場予想を立てたいと思います。

まず、10日にG7がありました。米国の保護主義的な貿易に対して各国がどう対処するかが焦点でした。ここでは日本の安倍首相が、貿易分野で「ルールに基づく貿易システムを発展させていく」との表現を提案すると、議論が収束に向かい合意につながった模様です。次に、FOMC当日12日に米朝首脳会談があります。こちらも10日両首相がシンガポールに到着した模様です。

G7は無事に終わり、米朝首脳会談も開催されようとしていることは単純にポジティブです。要するにそれ自体が無難に開催されること自体が相場に安心感を与えるという事です。

FOMCも同じです。FF金利は1.75%から2.00%に引き上げられるでしょう。前回の雇用統計はすこぶる良い数字でした。それが後押しして、雇用から、賃金の上昇、そして消費の増加によりGDPは押し上げられていくでしょう。インフレを防ぐために、FRBは金利を上げるというアクションをすることになると思います。あとは今年中に何回金利を上げるかですが、ここも明言は避け臨機応変に対応するというようなコメントに落ち着くと思います。

つまり、こちらも想定の範囲内で落ち着くなら、相場には安心感が広がるでしょう。一転米国10年債金利がどう動くかは気になりますが、米国長期金利が上がれば為替も円安に振れやすいので、日経225にはポジティブに動きやすそうです。

為替チャートを見てみると円安方向、強い米国景気を後押しに、113円程度が目途になりそうです。

SP500(米国株価指数)は1月の高値2,872を目指す展開だと思います。

日経225も1月の高値24,129円を試す展開になるでしょう。ただ、好調な米国景気は、終わりの始まりに差し掛かっています。つまりリセッションは近いと考えています。ここでの近いというのは1年くらいと考えていて、それまでは好調が続いていくと考えています。懸念材料としては新興国ですが、今のところそれをきっかけに世界景気が下落トレンドになるとは考えていません。

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