円安ドル高がすすんでいますが、これはマネーフローが米国に流れているという事です。

111円前半と、円安ドル高が進んでいます。ただし、これは強いドル主導によるものです。米国の強い決算、経済指標によってマネーが米国株に流れています。そうすると、投資家はドルを買います。ここで米ドルインデックスというものを紹介します。米ドルインデックスとは、ドルと他通貨の関係性を表すもので、上昇すればドルが相対的に強いくなっているというものです。下記図表がドルインデックスのチャートです。
今年5月くらいから、急激に値を上げています。これは堅調な米国経済の影響です。つまり、相対的に経済が良い米国にお金が集まってきているという事です。米国以外の経済は、あまり良い状況ではありません。
この流れは、アップルの決算後顕著になっています。米国では大型優良株主導で株価が上がっています。つまり、マネーフローは米国に流れているという事が言えます。そうなると、円安になり、輸出株の割合が多い日経平均株価もその恩恵を受けるという事です。この流れはしばらく続くかもしれません。