預金を投資に回したい!資産運用の6つのステップ
2018/08/31

預金があり、投資を検討している。ここでは、そんな方のために投資の準備から実践までの6つのステップを紹介します。手順を踏めば投資は怖いものではありません。少しづつステップアップしていきましょう。
1.証券口座を開き入金する
まずは、証券口座を開きましょう。どのような証券会社が良いのかは、投資を始めましょう!をご参照下さい。証券口座はシンプルに一つで良いと思います。本人確認等に多少時間がかかりますが、申し込みから2週間程度で手続きは完了します。証券口座を開いたら、次に入金です。入金は投資とは分けて考えて、投資予定金額の全額を入金しても構わないでしょう。
2.証券の仕組みを調べ具体的な投資対象を決める
投資を始めるには、投資する証券の仕組みを知る必要があります。株式、債券、投資信託の仕組を調べて下さい。詳しくは、預金、債券、株式、それぞれのリスクとリターンについてと、実際に運用されている投資信託2本の比較から投資信託の仕組みを知りましょう!をご参照下さい。まず投資を始めるきっかけとして、私がおすすめするのは、リスクが低い国内債券投資信託です。そのなかでも、ノーロードのパッシブファンドをおすすめします。詳しくは、リバランスコストが低いので信託報酬が低いノーロードのパッシブファンドを選びましょう!をご参照下さい。
3.国内債券投資信託に投資を開始する
ここから投資開始です。自分が良いと思った国内債券投資信託に、投資予定金額の一部を5ヶ月掛けて投資していきます。詳しくは、国内債券投資信託に時間分散して投資しましょう!をご参照下さい。投資を開始したら、自分が投資している投資信託の価格の動きを見て、動いた理由を調べましょう。この5ヶ月間は、株式投資信託への投資への準備期間でもあります。
4.株式投資信託に投資を開始する
国内債券投資信託に投資し始めて5ヶ月経ったら、今度は株式投資信託に投資をし始めましょう。どのくらい株式投資信託へ投資するかは、自分の投資に対するリスク許容度を把握し、株式投資信託への投資比率を決めましょう!をご参照下さい。
株式投資信託は、国内株式投資信託と、海外株式投資信託に分けて投資しましょう。詳しくは、外債とREITは投資対象からはずし国内債券と国内外株式の3資産に分散して投資しましょう!をご参照下さい。株式の投資比率を決めたら、また5ヶ月掛けて株式投資信託に投資していきましょう。また、余裕があれば債券投資信託にも追加投資もして下さい。詳しくは、想定ポートフォリオを作成して各資産を時間分散で投資しましょう!をご参照下さい。
5.ポートフォリオの完成
投資を始めて10ヶ月、あなたのポートフォリオが完成します。ポートフォリオとはあなたの投資した投資信託の組み合わせのことを言います。ここからが、本当の資産運用開始です。資産を運用するにあたってまず、運用ルールを作成しましょう。詳しくは、資産を運用するにあたって運用ルールを作成し絶対に守るようにしましょう!をご参照下さい。
6.適時リバランスをする
投資比率を変えることをリバランスといいます。資産運用を開始して、相場を見て経済や金融について調べるようになり、自分なりの先行きの見通しができたら、リバランスをしましょう。その際、作成したルールを厳守して、リスクを取り過ぎないようにしましょう。また各資産が、投資比率を上回った場合も運用ルールに則りリバランスをしていきましょう。詳しくは、投資判断によるリバランスは現状の損益を考慮せず判断しましょう!をご参照下さい。
まとめ
ここで紹介した6つのステップを実践すれば資産運用の準備は完了です。その後は、ポートフォリオを適切にリバランスしていきましょう。また、金融や経済について知識を磨き、投資のリテラシーを身につけていきましょう。