資産を運用するにあたって運用ルールを作成し絶対に守るようにしましょう!

   

想定ポートフォリオを作成して各資産を時間分散で投資しましょう!から、あなたは自分にあった予定ポートフォリオを作成し、預金から投資への第一歩を踏み出しました。そしてその作成した想定したポートフォリオを元に、資産を分配し始めたと思います。しかしまだ、あなたはするべきことがあります。それは、運用ルールの作成です。運用ルールとは、あなたが資産を運用するにあたって守るべきルールで、規律だと思って下さい。一回作成したルールは基本原則として、順守することを心がけて下さい。

各資産の投資比率のルール

ポートフォリオの各資産に対する投資比率に幅をもたせましょう。想定ポートフォリオの比率はあくまで、分散投資のスタートだと思って下さい。価格の変動によって投資比率は日々変わっていきますし、投資判断が変われば投資比率を変えるべきです。

具体的に前回想定したポートフォリオの場合、600万円のうち国内債券投資信託の投資金額は300万円で、ウェイトは50%です。たとえば、40%~60%の間で幅を持たせてみましょう。同様に、株式投資信託のウェイトを20%~40%とします。うち国内株式投資信託は、その50%以上、新興国株式投資信託は25%以下のように、各資産に対する投資比率のルールを決めましょう。また、個別株式に投資する場合も、株式投資比率に対して30%を越さない等決めておくことが大切です。

価格変動によるリバランス

投資対象の価格変動によって、各資産の投資比率が変わってきます。先ほど決めた投資比率のルールを超えた場合、その資産を売却しましょう。たとえば先ほど決めたルールにもとづいて、株価が上昇して株式投資信託の投資比率が40%を超えた場合、株式投資信託を売却しましょう。

ただ、投資比率が自分が決めた投資比率のルールを超えた時に毎回売却していくと、取引コストがかさみます。ですから、リバランスする回数と、タイミングをあらかじめ決めておきましょう。たとえば、年間4回四半期末ごにリバランスするように決めるが良いでしょう。最低でも年間一回は見なおして、特に自分が想定しているリスク許容量を超えないようにして下さい。

投資判断によるリバランス

あなたがもし将来株価が上がると想定した場合、株式の投資比率を高めるべきです。投資判断によるリバランスに対しては、不要という意見もありますが、私はするべきだと考えています。投資判断をするためには、たくさんの情報を集めて積み上げていかなければ出来ません。わたしは、その過程が何より大切だと考えています。金融や経済、個別株について知識を蓄えていく事自体が財産だと思っています。

ただし、自分が想定したリスク許容量を超えて投資するべきではありません。とくに、株式に対してオーバーウェイトすることは、自分がはじめに想定したポートフォリオよりリスクをとっているということを意識して下さい。また絶対に、自分が決めた投資比率のルールの範囲でアセットアロケーションを決定して下さい。

タイミングについては、自由で良いと思いますが、回数に関しては制限を作りましょう。例えば年間2回まで、月1回までのように、回数に制限を持たせたほうが、慎重に判断できます。

積立による追加投資

毎月積立によって追加資金を拠出する場合も、各資産の投資比率に準拠して投資しましょう。追加投資するタイミングは、毎月でも良いと思いますし、リバランスするタイミングに合わせるのでも良いでしょう。

投資判断による追加投資

ポートフォリオの現金から投資する場合は、絶対に自分が決めた投資比率のルールの範囲で追加投資をして下さい。タイミングは自由で良いと思います。回数も何回も出来るわけではないので特に設ける必要はないと思います。

まとめ

今回は、運用ルールの作成について説明しました。なぜ運用ルールが必要かというと、実際に資産運用を始めると迷いが生まれます。損益が気になり、冷静な判断ができなくなる場合もあります。それを防ぐためのルールです。今回具体的に上げた事以外でも、自分が気になった部分があればルールに付け加えて下さい。ルールを守っていれば自分が想定している以上の損失が出る可能性は低くなります。

運用ルールを作成すれば、投資に対する準備が完了したということになります。これからは、自分で相場の見通しを立て投資判断が出来るように、投資のリテラシーを身につけていきましょう。

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