外債とREITは投資対象からはずし国内債券と国内外株式の3資産に分散して投資しましょう!

   

自分の投資に対するリスク許容度を把握し、株式投資信託への投資比率を決めましょう!から、あなたは実際に許容できる損失を想定し、株式投資信託への投資比率を決めたと思います。ところで株式投資信託には国内株式に投資する投資信託、海外株式に投資する投資信託がありますが、私はその両方に投資することをおすすめします。

分散投資の重要性

数種類の投資対象に分散して投資をすることは、投資の世界では非常に重要です。それは、投資する資産の構成をポートフォリオと言いますが、その中身を適切に分散してアセットアロケーションすれば投資全体の変動するリスクを減らせるという考え方にもとづいています。

相関係数

少し専門的な用語になりますが、相関係数というものがあります。AとBの連動性を表すもので、1から-1の間の数字を取ります。下の図では日本株と日本国債は相関係数は-0.28です。その場合は、過去平均で、日本株が1%上がると、日本国債は-0.28%下がって来たという事を表しています。ちなみに、現金は変動しないので、日本株との相関係数は0ということになります。

添付8

*算出期間は、2004年末から2014年末。JPモルガンアセット算出データ。

投資対象を増やせばリクスが減る

2つの投資対象が違う動きをするなら、その両方に投資することとによってポートフォリオ全体の変動リスクを減らせます。具体的に、日本株が下がった場合、日本国債が上がることが多いので、両方を保有している場合、全体の変動が少なくなることがわかります。また、投資対象を増やせば、それだけポートフォリオ全体の変動するリスクを抑えられます。

これは投資信託についても同様です。国内債券投資信託に加え、国内株式投資信託だけでなく海外株式投資信託に投資することによって、ポートフォリオ全体の変動リスクを減らすことが出来ると言えます。

海外株式投資のメリットとデメリット

日本に比べて海外の経済成長率は、比較的高い傾向があります。株価は成長する期待が高くなると上昇します。つまり海外株式の期待リターンは国内株式より高い可能性が高いです。海外株式投資信託に投資するメリットは何よりそこにあります。

ただしデメリットもあり、それは国内株式投信よりも海外株式投信のほうがリスクが高いことがあげられます。とくに、国内株式投信と違うところは、株式変動のリスクに加え為替変動のリスクをとっているところを注意しなければなりません。

海外株式投資信託に投資する理由

為替変動のリスクを取ったとしても、海外株式投資信託への投資はそのリターンは魅力的です。また、分散投資の観点からも、投資対象を増やすことは悪いことではありません。以上の2点の理由から海外株式投資信託へ投資するべきだと私は考えています。

外債とREITへの投資

投資対象は他にも沢山あります。例えば外国債券に投資する投資信託、REITに投資する投資信託があります。この2つに関しては私は投資する必要はないと考えています。

外債については、考え方は人それぞれですが、個人的にはリスクに対するリターンが低いと考えています。預金、債券、株式、それぞれのリスクとリターンについてで、債券投資とは、信用に投資するという言葉に置き換えられると説明しました。外債のリスクは2つにわけられます。先程述べた信用リスクと、為替変動リスクです。外債はそのリターンに対して、為替変動リスクが高過ぎるように感じます。加えて為替自体は、期待リターンは0で、それ自体がリターンを生むものではありません。つまり、外債投資とはほとんど為替に投資していると同じで、為替の期待リターンが0とういことから、投資する必要はないと考えています。

REITに関しては、ここではRIETの詳しい仕組みは述べませんが、その仕組からレバレッジを掛けて不動産に投資していると同じことだと考えています。それよりも私は、同じ不動産に投資するなら不動産セクターの個別銘柄を選んだほうが、シンプルでわかりやすいと思っています。

投資はシンプルな仕組みの投資対象を選びましょう

他にも複雑な仕組みの投資信託が沢山ありますが、まずは自分がその仕組を理解できているということが前提です。一見リターンが高く見える商品にはリスクが伴っています。投資の世界では低リスク高リターンの商品はありません。

まとめ

分散投資の重要性、海外投資の魅力、から海外投資信託への投資をおすすめしました。私は投資に関して、国内債券、国内外株式の3資産に投資するのがシンプルでわかりやすく良いと思っています。特に投資を始めたばかりの時は、たくさんの資産に投資するべきではないと考えています。また私は、外債やRIETには投資する必要はないと述べましたが、その判断は人それぞれだと思っています。実際に投資を開始してから、あなたにとってその商品が魅力的な投資対象とうつったら、投資するべきです。

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