2024年8月4週振り返り(様子見)


おはようございます!週間では、ダウ平均が1.27%高、S&P500が1.45%高、ナスダック総合が1.40%高とそろって2週続伸しました。

注目のジャクソンホール、パウエル議長は『政策を調整する時が来た』とほぼ9月FOMCでの利下げを明言しました。また『労働市場についてはこれ以上の冷え込みを求めも望みもしない』とし、デュアルマンデートのインフレの安定と雇用の最大化に対し、雇用に対してもケアする姿勢を示しています。ただ『利下げの時期とペースはデータや見通し、リスク次第』とし、将来の利下げのペースについては含みを持たせました。

それらの発言を受けマーケットは好感しました。長期金利は低下し3.8%程度、S&P500も史上最高値まであと少しと言うところまで戻っています。但し日本の投資家にとっては、歓迎できない事象があります。其れは円高、若しくはドル安です。日銀は利上げ方向を示唆し、FRBは利下げ方向を示唆、この状況ではドル円は下落基調となってしまいます。実際MSCIコクサイも戻りが鈍いです。

MSCIコクサイに連動するETF1680も高値6300に対し直近安値5100、そして現値は5600と半値戻り程度となっています。つまり一見好調に見えるパフォーマンスはドル円の下落によって大きく削られているのが分かります。為替はゼロサムゲームの為、長期のパフォーマンスに考慮すべきではないのですが、それでもこれだけ円高ドル安が進むと短期的なパフォーマンスに影響します。

この状況を受け、私はやはり弱気を維持したいと考えています。確かに株価は好調ですが、為替が逆風と言う理由が一点、また利下げのペースが十分である可能性が低いというのが二点目です。二点目に関しては過去の振り返りでも言及した通り、雇用の悪化のペースに対してFF金利が高すぎ、25bpsの利下げをダラダラ繰り返すならリセッションの可能性が高いという理由です。

今は利下げという文字から株式市場は好調です。しかし実際の利下げはまだ始まっておらず、どのようなペースで利下げが行われるかは不透明です。此処は暫く、雇用統計やISMの悪化のペースを見ながら様子を見たいと考えています。さて、最近私は新しいビジネスを始めようと初期投資を行っています。その事業とはYouTuberです。私は趣味で音楽をやっています。その趣味のYouTubeチャンネルで投稿をしています。

今広告なしの動画は殆ど再生されません。ですから自分の投稿動画を広告費を払い、試しに流してみました。ライブの動画を何本か流したのですが、通常広告単価2円~20円に対し、単価1円以下でどんどん流れます。広告のおすすめ国にインドとパキスタンが載っていたので試しに流してみたのですが、日本人のバンドが珍しいらしくかなり見られるのが理由のようです。

以前の投稿も多少広告を付けてやってみたんですが、此処まで効率的に広告が流れる事は経験したことがありません。どこに何が刺さるかはトライ&エラーで、たまたまインドとパキスタンに刺さったみたいです。私はチャンスだと思い、広告費を上げて行きました。数日で登録者数が14万人を超え、収益化の条件達成ももう少しの所まで来ています。チャンスは何時何処でやってくるか分かりません、それを捉えるのが重要です。

今週もお疲れさまでした。今週は本文にも書いた通りYouTube事業の立ち上げに勤しんでいました。広告費はかさみますが、ラーメン屋をやるにしても初期費用は掛かります。今は資金を投入する時だと考えています。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。