おはようございます!週間では、ダウ平均が5.50%高と6週ぶりに大幅反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ6.16%高、8.18%高と3週ぶりの大幅反発となりました。
DAXのボトムは3月7日でした。
ユーロドルのボトムも3月7日でした。
MSCIコクサイ(グローバルエクイティ)のボトムは3月8日でした。
ナス100のボトムは3月15日でした。
私は3月7日、DAXとユーロドルのボトムを確認して相場見通しを弱気から強気に変更しました。そこからDAXとユーロドルは上昇していきました。ナス100は3月15日まで上昇トレンドが見られなかったものも私は確信していました、相場は反転すると。そしてFOMCをこなしナス100も上昇し始めたのです。しかし判断材料はテクニカルだけではありません。ファンダメンタルも重要です。
まずFOMCはタカ派だろうとハト派だろうと、いずれにせよ株式は上昇すると予想していました。何故ならパウエル議長の議会証言の後の反応はポジティブだったからです。マーケットは利上げと、FRBがインフレを抑える事に対して信任したと考えられました。次に戦争、これも最悪を織り込んだ水準でした。特にユーロドルが反応しておりコロナショックと同水準まで下落していたのです。
そのファンダメンタルに加え前述のテクニカル的にDAXとユーロドルがボトムを打った事で私は確信したのです、マーケットは最悪を織り込んだと。そしてそれは現実のものとなりました。マーケットは上昇をし始めたのです。今回のポイントはDAXとユーロドルでした。それが分かればボトムを掴めたという事です。ただもう一つ大事なことがあるとすれば自分を信じることです。
相場はタフです。自分が思った通りにはなかなか動きません。それでも自分が想定するシナリオを信じポジションに反映する事が重要です。ただしリスクリワードは考えなければなりません。もし見通しが外れた場合、どの程度のロスになるのか想定していなければならないのです。そのリスクとリターンのバランスを取り続けるのが投資と言えるでしょう。
自分がどのくらいのリスクを取ったかの尺度はボラティリティ、つまり標準偏差で表現されます。その標準偏差を出来るだけ下げながら、リターンを取る事、これが投資と置き換えられると考えています。つまり大きなリスクを取れば簡単にリターンは得られますがその分ロスを食らうリスクも高いでです。よりポートフォリオの変動を抑えながらリターンを取る事、それが投資なのです。
私が目指す運用はまさにそれです。分散投資、可変的なアセットアロケーション、アクセスしやすい投資対象、それを組み合わせたのがファンドオブファンズのアクティブバランス型運用なのです。そしてそのパフォーマンスを高める為に日々ニュースと指標をチェックします。いつも言っている台詞です、日々の淡々とした積み重ねです。それを私は続けていきます。
今週もお疲れさまでした。正直相場が反転するまでお祈りタイムでした。とても疲れました。それもまた仕事と思い、仕事が在ることの喜びだと感じています。これからも皆さんのために出来る限りパフォーマンスを出していきたいです。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。