2024年8月5週振り返り(強気になれない理由)


おはようございます!週間ではダウ平均が0.94%高、S&P500が0.24%高とともに3週続伸したが、ナスダック総合は0.92%安と3週ぶりに反落しました。8月月間ではダウ平均が1.76%高、S&P500が2.28%高とともに4カ月続伸し、ナスダック総合も0.65%高と反発しています。

今週は月末の物価指標が発表されています。まず欧州8月HICPコアは前年同月比2.8%と予想2.8%と一致し前回2.9%を下回りました。次に米国7月PCEコアデフレーターは前年同月比2.6%と予想2.7%を下回り前回2.6%と一致しました。総じて世界的なインフレ亢進は鈍化を示し、あともう少しでインフレターゲット2%が見える範囲にインフレは逓減しています。其れを好感し株価は堅調に推移しました。

ダウは史上最高値を更新し、S&P500も史上最高値まであと0.3%の所まで来ています。7月の下落をほぼ取り戻したという状況ですが、私は弱気のスタンスを続けています。株価が堅調な理由は利下げ期待によるものですし、実際パウエル議長もジャクソンホールで9月FOMCでの利下げを明言しているので、来月利下げが行われるのは確実です。ただ実際に利下げが株価にとって買い材料なのかは私は確信が持てません。

昔話をすると、私が現役時代の2000年代後半、当時グリーンスパンFRB議長は利下げを開始しました。ただ景気後退の足音は確実に早まっていて、利下げ後株価は軟調に推移しています。その後リーマンショックを受け政策金利をゼロまで持って行った後、やっと株価は回復したという記憶があります。またリーマンが破綻する前にベアがJPMに吸収合併されたり、パリバショックがあったり、色々なイベントをこなしてからのリーマンショックでした。

今回利下げ局面でリーマンショックのような事が起きる可能性は限りなく低いですが、実際に利下げが始まっても利下げの幅とペースが緩慢ならばリセッションの可能性は高まります。また7月のような何かしら急落があったり、そういうイベントが起こっているので、私は長期タームで株式を強気にはなれないのです。本当の上昇相場とはヒタヒタとゆっくり上昇します。7月の急落を見ると上昇相場の終わりを示唆しているようにも感じます。

また先週も述べましたが、為替が円高を示しており、円ベースでの外株のパフォーマンスが劣化しています。こういう時に無理に攻めると痛い目を見る経験を以前しているので、私は下方向を警戒をしています。さて、先週の続きでYouTube収益化ですが、条件が合わず収益化出来ませんでした。結局50万円使ってフォロワー15万人手に入れただけとなってしまいました。

つまり10万人以上の証の銀の盾を記念で貰う以上の事はありませんでした。非常に残念ですが割り切って次に進もうと考えています。またあきこさんがXを再開して、教えられる側として情報を発信しはじめました。私もそれを受け、1年ぶりにネットに実名で投稿し始めています。またカジュアルプランで新規サロンを開始しています。サロンをクローズドにして1年以上経ち、今のサロンとは分けてまた金融を教えたいと考えたからです。

今のサロンメンバーはかなり金融についての知識があり、此方のサロンに入れてしまうと、新規の方が質問しにくいと考えたのが、新規に作った理由です。ただ通常会員が10000円なので5000円のカジュアルプランはDM機能やニュースの提供等はなく簡易的なものとなっています。何事もトライ&エラーで自分の事業を最適化していきたいと考えています。応援よろしくお願いします。

今週もお疲れさまでした。今週は先ほど述べたXを新規で投稿し始めたり、新規サロンを立ち上げたり、結局自分は金融なんだと再確認させる1週間でした。原点に戻り頑張ってみたいと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。