2024年5月2週振り返り(オリジナリティ)


おはようございます!週間ではダウ平均が2.16%高と4週続伸し、S&P500が1.85%高、ナスダック総合も1.14%高とともに3週続伸しました。

今週は目立ったイベントもなく静かな週でした。ただじわりじわりと指数は上がり、S&P500は5200ポイントを回復しています。特にダウ、つまりシクリカルが強くダウは連騰しています。一転ナスダックは横ばいで、特に半導体セクターの不調が目立ちます。来週は4月CPIの発表があり、マーケットはインフレの粘着に注目しています。そもそもこの堅調な展開は雇用統計が弱含んだことによるものが大きいです。

ただし雇用が弱含んだからと言ってインフレが低減するとは限らず、油断できない状況だと考えています。つまり相場見通しを中立から強気にするタイミングではないのです。CMEfedwatchでは今現在今年2回の利下げを織り込んでいます。そして初回利下げのコンセンサスはなんと9月です。年初に6回の利下げを織り込んでいたとは思えないほど利下げは遠のいています。

だからこそ暫くは中立で様子を見た方が無難だと考えている訳です。若しかしたらインフレが定着して利下げがさらに遠のく可能性もあります。此処は無難なポジションを構築するのが良いのです。さて、今週はこれと言って重要な要素がないので、今週私が触れた事に対する感想を述べていきたいと思います。4月後半バンドを本格的にやる事になり、曲作りを手がけました。AIを使いソフトを触ってから納得のいく曲が出来るまで1時間程度でした。

そして今週AIを使いミュージックビデオを作成しました。此方もやはりAIを使いましたが、音楽ほど簡単ではなく6作品目で納得のいく作品を作れました。最後の作品は2時間かからなかったと思います。ただ品質はプロのアニメーターが作ったものとあまり変わらず、先週言及した通り、時間と距離が極端に縮まる世界が見え始めました。音楽に関してはストリーミングの影響で長い楽曲が聞かれなくなり、どんどん尺が短くなっています。

何が言いたいかというと、変化が加速しているのです。Facebookはもはや大多数の人が見なくなり、Xも下火、映像もyou tubeではなくインスタ、更にはTick Tokへと変化しています。バンドのプロモーションのためにTick Tokを初めてやったのですが、情報の消費が非常に激しく驚いています。更にプロモーションのためにV-tuberにチャレンジしてみました。スマホで設定をして本当にすぐに自分がV-tuberになれたのです。

スマホとパソコンだけで、少し前だったら莫大な費用が掛かる事をほぼ無料で体験できます。例えば作成したミュージックビデオを作るのには100万円はかかると思います。それがAIを時間分生成するのに2000円程度しかかかりません。その先に何があるか、私はオリジナリティだと思います。例えば私の振り返り、これもオリジナリティです。其れと同じように音楽や映像もオリジナリティを求められているんだと思います。

作業の時間が極端に減り、最後に残ったのは個性でした。そしてそれがカネになるのです。此れからAIが時間と距離と費用を短縮し、メタバースで仮想世界が生まれ、それでも肉体は残り。うまいかじ取りが出来れば、非常に可能性を感じます。そしてそれを作る企業は莫大な利益を生むでしょう。何故このような事を書くかというと、触ってみることの重要性です。新しいテクノロジーに触れてみて初めて私は分かりました。

今週もお疲れさまでした。今週作ったミュージックビデオのリンクを張っておきます。見ればわかります。此れが未来だと。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。