2023年11月3週振り返り(ポイントオブリターン)


おはようございます!週間では、ダウ平均が1.94%高、S&P500が2.24%高、ナスダック総合が2.37%高とそろって3週続伸しました。

今週は10月CPIの発表がありました。前年同月比では3.2%と予想3.3%前回3.7%を下回り、前月比でも0.0%と予想0.1%前回0.4%を下回りました。またコアも前年同月比では4.0%と予想4.1%前回4.1%を下回り、前月比でも0.2%と予想0.3%前回0.3%を下回りました。総じてディスインフレは順調に進んでいると言えるでしょう。其れを受けマーケットも好感し今週S&P500は4500ポイントを上回りました。

直近のディスインフレはFRBの利上げ効果がじわじわと効いてきている査証だと思います。景況感も徐々に悪化してきていて、先週分新規失業保険申請件数は23.1万件と予想22.0万件前回21.8万件を上回り、先週分失業保険継続受給者数も186.5万人と予想184.7万人前回183.3万人を上回り21年11月以来2年ぶりの数値です。此処で景況感の悪化はネガティブではありません。悪化すればするほどFRBの利下げが近づくのです。

今の利下げ開始の時期のコンセンサスは来年の5月ですが、指標次第では3月も在り得ると考えています。そうなるとバリエーション、つまりPERが上昇します。現在のS&P500のPERは約18倍ですが、緩和を見込むとなれば20倍も見れます。そうなると此処から株価は10%程度上昇する余地があります。つまりS&P500で5000ポイントもそう遠くはない未来に達成されるでしょう。

ところで2022年1月2週振り返りのタイトルはポイントオブノーリターンでした。つまりナス100はその当時の15600ポイントを暫くは上回らないと記載しています。その通り2年近くその15600ポイントを上回りませんでした。しかし今週明確に15600ポイントを上回ったのです。ですから今週こそナス100の上昇の起点だと考えています。やはりGAFAMは強いです。そして緩和が来て金利が下がればグロース株もある程度は戻るでしょう。

成長性を勘案すれば、ナス100は魅力的な指数になりました。ですから私はポートフォリオの20%をナス100で埋めています。また株式のエクスポージャーも70%と最大限取り得る割合で保有しています。2021年10月私はインフレ亢進によりFRBが利上げを急ぐ可能性を考慮し株式のエクスポージャーを最低限にしました。そして今年の3月後半から徐々に株式のエクスポージャーを上げ先月末に70%としたのです。

何故そのような事が可能かと言うと、私は大げさに言えばFRBのスタンスしか見ていません。他は雑音だと思っています。サロンに入る時、必ずFRBの仕組みについて説明してきました。FRBのデュアルマンデートは雇用の最大化とインフレの安定化だと。そしてここ数年のインフレ亢進はFRBの利上げを促進してきました。それが株価を抑制してきたのです。しかしインフレも先述の通り安定してきました。

今回の最後の利上げは今年7月となり後は暫くFF金利をこの5.25%でキープします。ただ確実に言える事は次のアクションは利下げです。利上げの効果よって雇用が悪化してくるからです。其れを見込んで私は今年の3月後半から徐々に株式のエクスポージャーを上げてきました。それが出来るのは自分がパウエル議長だったらどうするか、常に考えてきたからだと思います。

今週もお疲れさまでした。来週私は44歳の誕生日を迎えます。サロンを始めたのが39歳でした。もう5年も経ったという事です。沢山の事がありましたが何より成長できた事が財産です。そしてこれからも成長していきます。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。