2023年6月2週振り返り(安堵感)


おはようございます!週間ではダウ平均が0.34%高と2週続伸し、S&P500が0.39%高と4週続伸。ナスダック総合は0.14%高と小幅ながら7週続伸し、2019年11月以来の長期連騰を記録しました。

今週のサプライズはRBAとカナダ中銀の利上げでした。どちらも利上げ無しがコンセンサスでしたが、経済が強くインフレが収まらないと判断したために利上げを敢行した模様です。それを受けFRBにも利上げ期待が膨らみ、6月はスキップも7月の利上げを織り込む形となりました。ただFRBは利上げを先行していたのもありもうすでにFF金利は5.00%を示しています。つまり利上げは有ってあと1回だという事は変わらないと思います。

ただこの水準までFF金利が上がっても思った以上に景況感は悪化していません。その為ディスインフレのペースはより緩やかになる可能性が高いと考えています。つまりインフレ率が完全にインフレターゲットの2%に辿り着くにはそれ相応の時間が掛かるという事です。ですから利下げは今年ない可能性が高いと考えています。但しマーケットは堅調です。私も5月28日相場見通しを弱気から中立に変更しています。

それは最悪期はもう過ぎたと考えているからです。その査証にVIXは13まで下がっています。それは緊急時が終わったことを示しているのです。あとは緩やかな上昇を待つだけです。ただし利下げまではまだ顕在化していないリスクがあると考えており、一気に相場見通しを強気にはしませんでした。それも時間によって解決する為、あとは時間を掛けてゆっくりエクイティのエクスポージャーを上げて行くだけです。

マーケットをもう少し詳細に見てみると、ローテーションが効いている印象です。AI銘柄が牽引したナスダック100が調整しているにも関わらず、小型株中心のラッセル2000が堅調です。米国の大手テクノロジー8社(アルファベット、アマゾン、アップル、メタ、マイクロソフト、ネットフリックス、テスラ、エヌビディア)が現在、S&P500種構成企業の時価総額の30%を占めている事が不安視されていますが、私は特に気にしていません。

長期金利も広い意味で3%‐4%のレンジを想定しています。長期金利は①期待インフレ②景況感、の変数であり景況感が大幅に悪化しない限りは3%を割らないでしょう。そういう意味ではドル円も130円‐140円辺りのレンジで推移すると想定しています。つまり為替のボラティリティは低下傾向になるでしょう。株も前述の通りVIXが下がっており、時間を掛けて上昇していく相場の始まりを感じています。

来週はCPIの発表とFOMCがあります。まずCPIに関してはマーケットへの影響度は下がって来ていることが言えます。いずれにせよインフレ率は鈍化傾向であり、急上昇するような展開ではありません。ならば通過儀礼と言えるでしょう。またFOMCも今回は利上げ無しがコンセンサスです。同時に利上げ停止ではないとのメッセージも加わるでしょうし、やはりサプライズはないと考えています。

6月なのでドットプロットも発表されますが、FF金利目標を上方修正したとしても前述通り後1回です。あまり影響はないでしょう。いずれにせよ1年半の下落相場は終わったと考えています。正直長かったです。ファンドはロングオンリーなので相場が上がらなければパフォーマンスも上がりません。昨年のパフォーマンスは0.2%と何とかプラスで終えられましたが、それでも下落相場が早く終わって欲しいと願っていました。

今週もお疲れさまでした。長い下落相場が終わり私は遊んでいます笑。今ハマっているのはアキバにあるセッションバーです。そこに足しげく通っています。色々な人が居てとても楽しいです。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。