2023年3月4週振り返り(タイムスケジュール)


おはようございます!週間ではダウ平均が1.18%高と3週ぶりに反発し、S&P500が1.39%高、ナスダック総合が1.66%高とともに2週続伸しました。

注目のFOMCは、銀行危機の為に据え置くとの見方もありましたが25bpsの利上げ、FF金利を4.75%としました。ただし議会証言では引き上げるとしたドットプロットは5.125%と据え置かれたのです。此れはバランスの良い判断だと考えています。後述しますがSVBを一端とした銀行危機は銀行業界への規制強化のプレッシャーとなり、信用供与の減退につながる可能性が高いです。それは利上げと同等の効果が生まれると考えています。

また年内利下げなしとの発言が印象的でしたが、マーケットは7月の利下げを織り込んでいます。私も7月かどうかは分かりませんが、利下げが年内にされる可能性は高まってきていると考えています。それはまず先述した信用供与の減退が理由です。具体的には銀行業界への規制強化は、銀行の融資態度、つまり貸し渋りに繋がります。それは個人の消費意欲や企業の投資意欲を削減し、景気が後退します。

そして景気後退はインフレを低下させるのです。更にテールリスクが高まってきています。具体的には貸し渋りによりスタートアップ企業の資金繰りが悪化、それによりスタートアップ企業の評価額が低下し、PEやベンチャーキャピタルの評価減が相次ぐ可能性です。具体的にタイガーやソフトバンクのようなスタートアップ企業へ投資しているファンドが評価減に苦しみ、ファンドの解散を示唆することがあり得ると考えています。

となると、景気後退はスケジュールの問題なのです。何も起こらなければじわりじわりと景況感が悪化し、もし何かテールリスクが起れば急激に悪化します。ただし何か起こるかどうかは誰も予測できないので、スケジュールの問題と記載しました。そうなると株価に関しては、何もなければレンジ、何か起こったら下落と言う事になります。そうならば、相場見通しは弱気のままがベストだと考えています。

何も起きなければ、景気が悪化して利下げが見えてきた辺りで強気にすればよいし、何か起これば下落した所で強気にすればよいのです。何故ならいずれは利下げをしますし、それは金融相場の始まりを意味するからです。話は変わり、政治についてです。中国がサウジとイランを、ロシアがサウジとシリアを関係改善のための仲介をしたと言うニュースが流れました。私は衝撃を受けました。それは今まで米国が担ってきた役割だからです。

米国の国際社会でのプレゼンスが低下しているのが分かります。それはバイデン大統領の失策と言って過言ではないでしょう。そもそも外交面で期待されたバイデン大統領はアフガニスタンでの撤退の失態など実は外交が下手だと私は認識しています。台湾防衛のために太平洋でのオーストラリア・インド・日本・韓国との関係の構築をしている隙に、中東を取られてはどうしようもありません。

そもそも民主主義国家と独裁主義国家を分断して区別する戦略も疑問です。トランプ前大統領はソブリンティを重視し、相手の主義や政治思想をお互いリスペクトし合う事が重要だと説きました。それと全く正反対の考え方をしているのです。その分断が更に分断を呼び、戦争さえ起こりました。それはバイデン大統領の責任と私は考えています。またその分断はグローバリズムの後退と呼べるでしょう。

グローバリズムの後退は、経済面で自国への生産拠点の回帰を生みます。そうなると海外で安いモノを安い人件費で補ってきた構造は崩れていきます。つまりインフレの助長になるのです。それは更に高金利の恒常化を意味し、経済の発展を妨げてしまいます。私はどこかでこの分断が協調に変わって欲しいと考えていますが、それはバイデン大統領がいる限りは無理だとも理解しています。

今週もお疲れさまでした。先週今週と相場が動いたのでトレードをしました。そして運よくサーフボード代と湘南合宿代を稼げました。ラッキーでした。4月3日から4泊5日でサーフトリップに行ってきます。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。