2023年3月1週振り返り(撤退しない事)


おはようございます!週間ではダウ平均が574.05ドル高(+1.75%)と5週ぶりに反発し、S&P500も1.90%高と4週ぶりに反発。ナスダック総合は2.58%高の大幅反発となりました。年初来ではダウ平均が0.74%高とプラス圏を回復し、S&P500が5.37%高、ナスダック総合が11.68%高です。

注目のISM非製造業景況指数は55.1と予想54.5を上回るも前回55.2を下回り、サービス業が堅調であるという事を示しています。何故サービス業の好不調が重要であるかと言うと、それはインフレに関係しているからです。そもそもインフレは3つに分解されます。まず財の価格、次に住宅価格、最後にサービス業の価格です。財の価格に関しては指標からピークは打ったと言う状況、また住宅価格に関しても徐々に低下していくと推測されています。

ただサービス業の価格が下がらないと、インフレ指標の低減のペースが鈍化してしまいます。ですからマーケット参加者はサービス業の好不調に注目しているのです。サービス業の好調は雇用に表れ、そしてその雇用の好調が消費を後押しします。正に現在そのような状況が起こっているのです。そもそも私は2021年10月にそれまで長らく強気だった相場見通しを弱気に変更しています。

理由はインフレを伴う景気後退、つまりスタグフレーションが起こると考えたからです。その想定は半分当たり半分外れました。インフレは確かに高進しFRBは利上げのペースを加速させました。それによってコロナ後のバブルだった株式相場は崩れました。しかし、今我々は景気後退と言えるような状況を体験していません。失業率は3.4%と史上最低レベルだからです。

これは謂わば業績相場と言えるでしょう。しかしいずれ景気は崩れます。崩れなければならないのです。景気が良ければインフレ低減は鈍化してしまうからです。その為にFRBは利上げを継続しピーク金利を長くキープしなければなりません。いつ株式相場が崩れるか、はたまた崩れないか、は正直今の私には分かりません。しかし上昇相場は暫く来ないとは考えています。

そこで重要なのは、動かないからと言って相場から撤退しない事です。そもそも我々の投資の目標リターンは年利5%です。それはS&P500の平均年利リターンが7%程度からなる事に起因しています。60/40を基本としてリスクを押さえながらリターンを得るにはその位の目標リターンが適切なのです。そして、我々はサロン開始以来4年で30%以上のリターンを得ています。つまり6年分を前借しているのです。

その位コロナ後のバブルはハイリターンを我々に提供してくれました。しかしそれは特別だったのです。そしてそれが終わった後は時間調整が訪れています。それは上がったり下がったりしているだけのつまらない相場です。しかしそれでも我々は相場をウォッチし続けなければなりません。次の買い場が訪れた時に対応するために。それが何時も言っている、淡々とした日々の繰り返しです。

今週もお疲れさまでした。先週はバンドの合わせがあり、得るものが沢山ありました。そして課題も見えました。ライブまで3か月を切りました。しっかりとそちらの方もやっていきたいと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。