2022年7月5週振り返り(反省と謝罪)


おはようございます!週間ではダウ平均が2.97%高、S&P500が4.26%高、ナスダック総合が4.70%高とそろって2週続伸し、7月月間ではダウ平均が6.73%高、S&P500が9.11%高とともに大幅反発し、ナスダック総合は12.35%高と4カ月ぶりの急反発となりました。

先週私は振り返りで株は売りとしましたが、今週は予想に反してに大きく上昇しています。間違った時は素直に反省して、更に何処が間違った要因か分析しなければなりません。ポイントはやはりFOMCでしょう。FOMCでは予想通り75bpsの利上げと利上げ幅にはサプライズはありませんでした。問題はパウエル議長発言、個人的にはサプライズはなかったもののマーケットはハト派と受け取りました。

『ある時点で利上げ速度を緩める事が適切であるだろう』その言葉が発せられるとマーケットは上昇に転じたのです。CMEFedWatchによると今年末のFF金利予想の中央値は3.25%とFRBのドットチャートと一致しています。しかし来年3月に関しては、FRBは6月のドットチャートの時点では来年更に50bpsの利上げを示唆しているにもかかわらず、CMEFedWatchの中央値では3.00%と若干の利下げを織り込んでいます。

此処が私の見誤った理由です。私はFF金利水準が4‐5%にならなければインフレは抑えられないと考えています。あくまで中立金利はインフレを抑制も緩和もしないFF金利水準です。やっと今回のFOMCで其処に達しただけで、まだ引き締めはスタートにも立っていません。しかしマーケットは経済が利上げに耐えきれずFRBが来年利下げに転じると考えているのです。それは私は甘いと考えていますが、答えは来年になってみなければ分かりません。

いずれにせよ株は今週大きく上昇しています。マーケットのセンチメントが来年利下げならばそれを想定していなければなりませんでした。S&P500は安値から10%以上上昇しています。それを取れなかったのは反省しかありません。そして予想を外したことを非常に申し訳なく思っています。ただ相場見通しは弱気を維持、変更しません。私は来年もFRBが利上げするシナリオを支持します。

暫くはマーケットはこの水準を維持するかもしれません。しかしいずれマーケットは下落する、その考えは変わっていません。何故なら利下げの根拠は景気後退によるFRBのハト派転換であり、インフレ高進を考慮していないからです。確かに今週4‐6期四半期GDPは‐0.9%で2四半期連続でマイナス成長となりテクニカル・リセッションとなりました。その他の経済指標も総じて悪化しています。

しかしCPIは9.1%、PCEコアデフレーターでさえ4.8%とインフレターゲットの2.0%を大きく上回っています。私はこのインフレ高進を抑えるには相当の覚悟が必要だと考えています。そしてマーケットはそれを甘く見ています。マーケットは40年ぶりのインフレ高進に慣れていないのです。勿論私も初めての経験です。しかしインフレ高進がピークアウトしたから株は買いとは言えないと私は考えています。

具体的に利上げ停止がマーケットの買い場ならば、それは早くて来年3月あたりでしょう。少なくても其処までは株は買えないと考えています。来年前半に織り込んでいる利下げも私は早くて来年後半の想定です。私が正しいのかマーケットが正しいのか、そのギャップが埋まっていくのは来年になるでしょう。その間にマーケットが上昇し続けても、基本私はインフレ高進が収まるまでは見通しを変えません。

今週もお疲れさまでした。今週は腰を悪くして数日寝込んでいました。年齢を感じ、少し健康に配慮した生活を送りたいと考えています。ただ今年は色々やったので更に新しいことを始めるのは控えたいです。来年からしっかりと生活できるよう今から準備したいと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。