2022年2月4週振り返り(ソブリンティ)


おはようございます!週間ではダウ平均が20.43ドル安(-0.06%)とわずかに下落し、3週続落となったものの、S&P500が0.82%高、ナスダック総合が1.08%高と、ともに3週ぶりに反発しました。

戦争という現実を突きつけられ、私は何を表現してよいのか非常に迷いました。そもそもロシアはドネツク、ルハンスク両州を併合してそれで手打ちだと考えていました。しかしウクライナに侵攻したのです。まず想像したのが、核の保有の有無です。もしウクライナに核があったならば、ロシアはウクライナに侵攻しなかったのだろうか。答えはわかりません。

ソ連の崩壊後、米露間の戦略核兵器削減条約(START)によりウクライナからロシアに核が戻されました。核の抑止力に関しては非常に難しい議論で私には答えが出ません。しかしイスラエルがイランの核保有を恐れるように、一発で苦労したユダヤ国家を壊滅できる力は、鉾か盾かの議論を考えざるを得ません。日本も対岸の火事ではないのです。台湾の後は沖縄、尖閣諸島です。

まずはしっかりと台湾を中国から防衛する事が重要ですが、果たしてウクライナを軍事的支援が出来ない欧米諸国が、台湾に関して軍事的防衛が出来るのかは疑問に感じています。またミサイルディフェンス(MD)も重要になってきています。北朝鮮のミサイルは日本にとって脅威です。更に彼らは核を保有しています。つまり一発で日本に壊滅的なダメージを与えられるのです。

私が言いたいことは、憲法9条の改正について少なくても再考すべき時が来たのではないかということです。改正が良いかどうかは私には難しくてわかりません。しかしロシアのウクライナ侵攻によりポスト冷戦が終わりを告げたことは確かです。日本にも防衛という意識が必要だと考えるのです。戦争は憎むべきものです、しかしだからと言って丸腰でいて良い訳ではありません。

話は変わり、ロシアのウクライナ侵攻による経済的影響は何よりインフレでしょう。小麦、石油、天然ガス、パラジウム、ニッケル、ロシアとウクライナにより世界に輸出されています。経済制裁によりこれらのものの流通が滞れば、更なるインフレを起こしかねません。今米国のCPIは7.5%です。FF金利の0.00%と全く整合性が取れていません。例えば今ハインツのトマトケチャップを金利0.00%で借りれば1年後7.5%のリターンを得られるのです。

まずはFRBは整合性が取れる水準まで利上げをしなければなりません。それは戦争によりリセッションが起きてもです。インフレを収める為にFF金利を3.0%まで上げる必要があったら、1年に6回25bpsずつ利上げしても2年かかります。それほど事態は深刻なのです。戦争によるリセッションが起こるのか、それとも利上げによるスタグフレーションが起こるのかはわかりませんが、少なくても両手を挙げて株は買いだと言っている場合ではないでしょう。

引き続き弱気のポートフォリオを取り、何が起こるのかを静観したいです。そして何よりこの無意味な戦争を早く終結にしてほしいです。どんな理由があるにせよ、人が人を殺して良い訳がありません。それが西側の理論だとしてもです。我々が出来ることは少ないかもしれません。しかし我々が考えることを放棄してはいけないのです。他国のソブリンティを尊重し、自国の防衛を考える、そのような国際人でいたいと考えています。

今週もお疲れさまでした。色々考えさせられる出来事がありました。そして今週も殆ど家にいました。早くコロナが収まってほしいですね。ただ今日はサロンメンバーが家に訪ねてきてくれます。楽しい時間を過ごしたいと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。