2022年11月2週振り返り(祈りは通じた)


おはようございます!週間ではダウ平均が1344.64ドル高(+4.15%)、S&P500が5.90%高、ナスダック総合が8.10%高となり、3指数がそろって大幅反発しました。

10月CPIは前年同月比7.7%と予想8.0%前回8.2%を下回りました。10月コアCPIも6.3%と予想6.5%前回6.6%を下回っています。インフレは明らかなピークアウトを示したと言って過言ではないでしょう。私は正直ほっとしました。11月4日に相場見通しを強気に変更した理由は、経済指標の悪化や労働市場の鈍化でした。経済指標に関しては特に住宅指標の低下が目立ちコアインフレの40%を占める家賃が下落することが考えられました。

また失業率が3.7%に悪化したことにより賃金インフレが収まる事も想定出来ました。つまり今回のCPIは結果通り低下することを想定していたわけです。しかし経済指標は予想するものではありません。私はCPI発表まで祈りをささげていたのです。自分の最大限の知性を使い、相場に向き合う事が私の仕事です。そして今回は、その知性がマーケットをビートしたと言えるでしょう。

今回の10月CPIはマーケットの転機と考えています。いままでしつこかったインフレが、FRBの引き締めによって収まり始めたと言えるからです。もう少し言うと、FF金利が3.00%を超えたあたりから急速に経済指標が悪化し始めています。つまり中立金利は2%台だったという事が推測できます。そしてFRBは先週更にFF金利を3.75%まで引き上げています。此れにより更にインフレは低下する可能性が高いのです。

私は1年前からざっくりFF金利のピーク、所謂ターミナルレートが4‐5%の範囲に来れば整合性がつくと考えていました。それがCPI発表前だとCMEfedwatchによると5%を超えていました。少し高すぎるのではないかとも思うくらいマーケットはタカ派を織り込んでいたと言えるでしょう。しかしCPI発表後はまたCMEfedwatchでは5%以下に戻っています。そして私はやはりこの辺が落としどころと考えています。

もう少し具体的に言うと、12月50bpsで4.25%、来年2月50bpsで4.75%、程度で利上げのサイクルは終了すると想定しています。ただこれもデータ次第、CPIは勿論、それに先行する経済指標に掛かってくるでしょう。その中でも雇用統計は重要です。そしてその雇用は統計前のニュースでも悪化している事が伺えます。具体的にはツイッターやメタなどのテックのレイオフのニュースです。

此れは暫くすると統計に反映されます。つまり来月の雇用統計は更に悪化する可能性が非常に高いのです。それは消費者の消費性向と低下させる効果があります。つまりインフレが更に低下するのです。つまりFRBのインフレとの戦いはかなりの部分が終わったと言えます。勿論未だCPIは7.7%、インフレターゲットの2.0%には程遠いです。しかし、あとは粘り強くインフレが低下するのを待てば、FRBはインフレを収めることができるでしょう。

終わりが見えれば株のボトムは付けたと言ってよいでしょう。つまり10月13日の安値がボトムだった可能性が高いと考えています。10月14日から私は少しずつエクイティのエクスポージャーを弱気から強気にまで持ってきました。具体的に20%から徐々に60%まで上げています。そしてそれは今の所成功したと言ってよいでしょう。しかし判断した時は先の事は当たり前ですが分かりませんでした。ただ自分の知性に掛けたのです。

今週もお疲れさまでした。今週末は遂にATS bandの合わせがあります。中でもU2のBeautiful Dayはコーラス込みで総勢8人で合わせます。勿論来年のライブまでは時間がありますが、今まで練習してきた成果をこの合わせで発揮したいと思います。楽しみにしています。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。