2021年7月4週振り返り(バイ ザ 日本株)


おはようございます!週間ではダウ平均が1.08%高、S&P500が1.96%高、ナスダック総合が2.84%高とそろって反発。5週間で4週上昇しました。年初来上昇率はダウ平均が14.56%、S&P500が17.46%、ナスダック総合が15.12%となりました。

7月22日、私は相場見通しを変更、日本株をオーバーウェイトとしポートフォリオの20%組み入れを示唆しました。週前半、デルタ株感染を懸念し米国長期金利は1.1%台まで低下、その後リバウンドしています。私は感じました、これはオーバーシュートだと。来年のインフレ率が2%台で経済成長率が4%の米国の金利水準ではないと。

つまり金利はこれから上昇傾向、所謂リフレトレードが期待できるはず。そう成れば日本株はシクリカル、バリュー、地域として買い場が来るのではないかと。そしてNidecの決算、4-6月期の連結営業利益は前年同期比60%増の446億円と、コンセンサス409億円を上回りました。特に車載向けが黒字転換、周辺産業の自動車や鉄鋼も好決算が期待できます。

日本株は通期見通しが保守的すぎました。4-6期でそれを覆す決算が出るはず。今がリスクを取る時、私はそう感じたのです。日本株のPERは15倍、そして景気敏感、マーケットが景気回復を見ればアウトパフォームするはず、私はそれに賭けたのです。勿論ヘッジもします。日本債券を30%組み入れ、株式の下落局面にも備えます。またJ-REIT10%はインフレヘッジとして活躍するでしょう。

基本は国際分散投資です。株式部分もMSCIコクサイ30%、日経20%、新興国10%とリスクを取りつつ今が攻めるべき時とポートフォリオを構築します。それがポートフォリオマネジメント、自分の見通しが外れても大きく怪我をしない備えは必要です。ただしリスクリワードが高い時は攻め、攻め、攻め、その姿勢は忘れてはいけません。

今週もお疲れ様でした。オリンピックが遂に開催ですね。あまり興味はないのですが、一生に一度という事で開会式を見たいなとは思っています。姪っ子が泊まりに来ていますが、もう私には興味はないみたいです。来週も宜しくお願いします。良い週末をお過ごしください。