2021年2月1週振り返り(新値更新)


おはようございます!週間ではダウ平均が3.89%高、S&P500が4.65%高、ナスダック総合が6.01%高とそろって大幅反発しました。

ゲームストップ株騒動から明けた週、ナスダックとS&P500は史上最高値を更新しました。GAFAMを中心に決算は上振れて終わり、相場の後押しとなりました。また民主党単独での1.9兆ドルの追加経済対策成立期待も高まりました。

私は今後数年のS&P500の年間パフォーマンスは5%程度だと考えています。そしてもうすでに3.54%上昇しています。かなりオーバーペースと言えるでしょう。しかし新値更新は買いサインです。短期的には強気にならざるを得ないと考えています。付いていくのがトレーダーです。

マクロに移ります。1月中国製造業PMIは51.3と予想51.6前回51.9を下回る結果。昨年8月以来の水準。中国は景気は強いものも一旦踊り場に来た可能性はあります。1月ISM製造業景況指数は58.7と予想60.0前回60.7を下回りました。1月ISM非製造業景況指数は58.7と予想56.8前回57.7を上回りました。

一方雇用統計、非農業部門雇用者数は4.9万人と予想5.0万人とほぼ変わらずも、下方修正された前回の数値-22.7万人は上回っています。失業率は6.3%と予想6.7%前回6.7%を下回る好結果でした。総じて言えることは経済指標はまちまち、方向感が見えないという事です。

為替、雇用者数後にトレンド転換したかもしれません。ドル高トレンドだったのがドル安になりました。また株価と為替の相関がとても分かりにくい相場になっています。為替がドル安でも株が上がらなかったり、逆もまた然りで、マーケット全体の不安定さを感じさせられます。

日本株は高値を抜いていくと考えています。それは決算が良かった事に尽きます。ソニー、任天堂、村田、コマツ、ソフトバンク、良い決算を出しています。素直に買いで良いと考えています。新興国に強気は変わりませんが、中国製造業PMIが腰折れしている事により若干踊り場かもしれません。

今週もお疲れ様でした。今週も変わらず引きこもりの日々を送っていました。自宅警備員、異常なし!来週も宜しくお願いします。良い週末をお過ごしください。