2021年12月5週振り返り(年末のご挨拶)


おはようございます!週間ではダウ平均が1.24%高、S&P500が1.12%高、ナスダック総合が0.56%高と3指数がそろって2週続伸しました。月初からではダウ平均が5.55%高、S&P500が4.64%高、ナスダック総合が1.31%高となり、年初来ではダウ平均が18.92%高、S&P500が27.23%高、ナスダック総合が22.14%高となりました。

今回は年末なので、年次の各資産パフォーマンスを振り返ります。まず各アセットクラスから比較していきます。比較対象資産は6資産、ハイパフォーマンス順で、グローバルREIT・2515.T(45.8%)>MSCIコクサイ・1680.T(37.3%)>J-REIT・1343.T(17.5%)>日経225・^N225(5.6%)>MSCIエマ・1681.T(4.7%)>金・1328.T(2.4%)でした。年次比較チャートを添付します。

グローバルREITはパフォーマンスが高かったので、投資すべきだった資産であり投資できなかったことは反省する必要がありました。MSCIコクサイは年間を通して中心資産にしていたのでポートフォリオのパフォーマンスに充分寄与しました。J-REITは一時組み入れましたが、年後半パフォーマンスが悪かったので、すぐ外したのは正解でした。日経225は3月に日銀の実質テーパによりポートフォリオから外しましたが、MSCIコクサイに対してかなり劣化したパフォーマンスでした。

新興国は中国の規制強化によりパフォーマンスが劣化した時に外しましたが、タイミングが遅かったと感じています。金は年初に外しましたが、パフォーマンスは年間を通して悪く組み入れる必要はなかったと思います。此処でMSCIコクサイを年間50%組み入れれば年利18%を得たことになります。しかし日経225を50%組み入れた場合は年利3%です。どの位リスク資産を組み入れるかも大事ですが何を組み入れるかも重要だということが分かります。

次に個別株の比較をしていきたいと思います。比較対象は6銘柄、パフォーマンス順でマイクロソフト・MSFT(53.8%)>テスラ・TSLA(51.6%)>ジェイ・ピー・モルガン・チェース・アンド・カンパニ・JPM(27.8%)>クラウドストライク・CRWD(-1.4%)>ドキュサイン・DOCU(-30.3%)>ズーム・ZM(-43.6%)でした。年次比較チャートを添付します。

マイクロソフトやテスラのハイパフォーマンスから今年は大型ハイテク株主導の上昇だったことが分かります。一方クラウドストライクやドキュサイン、ズームなどから、小型グロース株は冴えなかったことが分かります。またJPMはマーケットと同等のパフォーマンスでした。結果論大型ハイテク株だけ持っていれば良かった相場と言う事が言えます。ここまでが今年のパフォーマンスですが、来年はどうなるかを少し考えてみようと思います。

来年はFRBがテーパを終わらせ利上げ局面になります。そして通常金融相場の後は業績相場に入りますが、あまりにも早い利上げになると業績相場入りしない可能性もあります。つまりスタグフレーションが起こる可能性です。それを考慮するとマクロ面でどの方向に向かうのかを確かめる時期だと思います。ただ一つ言えることは、業績相場入りにしろスタグフレーションにしろ、長期金利は上昇する可能性が高いです。それは引き続きグロース株が弱い展開と言えるでしょう。

大型ハイテク株に関しては非常に難しいと考えています。バリエーションは高いですが、そこにしかマネーが集まらないのです。決算等何かきっかけがあれば崩れる事もあると考えています。また金利上昇のシナリオを考えるとシクリカル株、特に金融株に有利ですが、スタグフレーションになれば、マーケット全体が下落するので、まだ買いにくいと考えています。つまり引き続きパッケージとしてMSCIコクサイを多少持つというポートフォリオで良いと考えます。

地域・セクターや個別株に寄せてバイアスを掛ける時期ではないという事です。また全体感としても弱気をキープしておいて良いと考えます。それはもし急激な利上げが起こった場合、マーケットがネガティブに反応する可能性があるからです。いずれにせよ様子見をして次の展開を待つタイミングという事が言えます。来年の2月3月あたりには方向性が出てくると考えている訳です。

今週もお疲れ様でした。もう年の瀬、私は家でゲームをしてのんびり過ごしています。年末年始は外出する予定も特にありません。いつも通りお酒でも飲みながらゆっくりしたいと思います。今年もありがとうございました。来年も宜しくお願いします。良いお年をお迎えください。