2021年1月1週振り返り(新年のご挨拶)


おはようございます!週間ではダウが1.35%高、S&P500が1.43%高、ナスダックが0.65%高でした。年間ではダウが7.2%高、S&P500が16.2%高、ナスダックが43.6%高と大きく上昇しています。

為替は年間では3年ぶりドル安。ドル指数は3月に3年ぶり高値となる102.99まで上昇しましたが、3月高値から12.65%、年間では6.77%安い89.96まで下げています。ドル安の原因は大きく2点。FRBのハト派姿勢とバイデン新政権による財政赤字懸念です。

今年の見通しですが、まず株式はボラティリティが収まり、緩やかな上昇局面の始まりになるでしょう。つまり面白くない相場が始まるという事です。そして為替は2018年の水準までドル安が進んでいてその節目を割るかどうかを注目しています。

今年特に強そうなのが、中国や中国に関連した輸出国、つまりブラジルやロシア、オーストラリアです。またドイツ、日本も強いでしょう。米国株も上昇すると考えていますが、先ほど述べた関連国をアンダーパフォームすると考えています。

今年のテーマはグローバリズム回帰です。昨年大統領選挙でトランプ大統領に代表されたポピュリズム、ナショナリズムの否定が起こりました。グローバリズム回帰とは、ヒト、モノ、カネ、サービスの国際間の参入障壁が下がるという事です。それは輸出国にとって有利です。

私はまたバイデン新大統領の外交戦略に注目しています。それは台湾が象徴的だと考えています。民主主義国家の代表として、台湾をどのように扱うか、がポイントだという事です。台湾を香港のようにさせてはなりません。その為に民主主義国家が支援を行えるかは、バイデン新大統領に掛かっていると考えています。

今週もお疲れ様でした。年末は久しぶりにFF8というゲームして年を越しました。ストーリーが面白く一気に終わらせました。来週も宜しくお願い致します。また今年もよろしくお願いします。