2020年9月1週振り返り(メランコリー)


おはようございます!。週間では、ダウ平均が1.82%安と反落し、S&P500が2.31%安、ナスダック総合が3.27%安とともに6週ぶりの反落となりました。

木曜日順調だったマーケットが急変、特にナスダックを中心に大型ハイテク株が急落し4.96%安、そして金曜日もその流れを引き継ぎ一時ナスダックは5%安まで突っ込んだ後1.27%安で引けています。ナスダックはほぼ2週間分の上昇を吐き出しました。

急落の理由にこれと言って明確な要因はなく、上げすぎたハイテク株の調整だと考えています。残念なことに、私は8月23日に超強気として大型ハイテク株のウェイトを上げました。しかしその上昇分を丁度吐き出したという格好になっています。ではこの上昇相場が終わったかというとそうではないと考えています。

基本的にFRBは長期にわたってFF金利を低金利に収めるとアナウンスしています。それは長い金融相場を示唆しています。長いとは少なくても、2022年末まではゼロ金利を維持するという事です。その間は基本的に株式には有利です。つまり今回の下げは下落相場が始まったわけではないと考えています。

また経済指標は改善しています。先週発表されたISMは56.0と非常に良い数値、また雇用統計も失業率は8.4%と順調な雇用の回復を示しています。懸念材料は少し上がり始めた長期金利です。先週末長期金利は上昇し0.721%を付けました。

しかしまだ長期金利は極めて低水準です。この長期金利が急上昇して1%を超えてこない限りは大型ハイテク株には有利だと考えています。つまり①FRBの金融政策②順調な経済指標の回復③低い長期金利、の3点から今回の下落は調整だと考えるわけです。

ただ上昇のスピードはゆっくりだと考えています。下落のスピードは早かったですが、それを取り戻すには数週間かかる可能性があります。その間はのんびりと待っていきたいと思います。それは私にとっても憂鬱ですがそれも相場、憂鬱を楽しみたいと考えています。

今週もお疲れ様でした。今週は鉄板焼きに行ってきました。コースを頼んだんですが、非常に美味しかったです。やはり美味しいものは幸せにさせますね。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。


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